静岡市の文化財

歴史博物館建設中

2021.12.06歴史博物館建設現場で職場体験を実施しました!

静岡市北部生涯学習センターと市技術政策課の共催で、小学4~6年生の児童とその保護者の方を対象に参加者を募集し、「職場体験!~建築のお仕事~」を実施しました。

今回はその職場体験の様子を紹介していきます!

【建設現場の様子。当日は雲一つない晴天に恵まれました】

現場の様子.jpg


まずはじめに、現場事務所で体験内容の説明と、建設中の歴史博物館についての紹介が行われました。

【熱心にお話を聞いてくれています】

導入説明.jpg

説明が終わったあとは、早速工事が進む建物内部へ移動し、工事作業や現場の見学です。

この日は1階の遺構エリアを主に見学しました。

遺構エリアでは、工事前の発掘調査で見つかった「戦国時代末期の道と石垣」の遺構をそのまま露出して展示することになっています。

【1階遺構エリアの現在の様子】

遺構前.jpg

写真に写る二人の目の前から正面奥に向かって伸びているのが道の遺構です。今は保護のため砂やシートで覆われています。

【同じ方向から施設内部を見た場合の完成イメージ図】

200722_内観スロープ.jpg

遺構を取り巻くように2階へと続くスロープを設置します。


現場にはもうすでにスロープが姿を現していました↓

スロープ説明.jpg

博物館の中でも大きな見どころの一つとなる遺構エリアに、参加者の皆さんは興味津々の様子でした。

鋭い観察力で現場をじっくり見学していた参加者の方が、天井に気になるものを見つけて質問してくれました。

興味津々.jpg

【ところどころ黒い金具のようなものが飛び出しています、これは一体なんでしょうか?】

天井の黒い突起.jpg

先ほどの施設内イメージ図をもう一度見ていただくと、天井が茶色いことがわかると思います。

これは木材の色です。博物館1階の天井には静岡市産木材で作った細長い板(ルーバー)を並べて取り付ける予定です。この黒い金具はそのルーバーを設置するときに使用するものです。

今はまだ木材のルーバーが取り付けられていない状態なので無機質な印象ですが、完成時には木材の柔らかい印象も加わり、また違った雰囲気になるはずです。

建物内での見学を終え、次はいよいよ実際に工事に使う道具を使って作業を体験してみます!

【体験に使った道具「ハッカー」】

ハッカー.jpg

まず、このハッカーという工具を使って作業を体験しました。この見慣れない道具、どのように使うかというと...、鉄筋同士をつなぎとめる作業をするときに使います。

鉄筋組み.jpg

ハッカー先端のかぎ状のひっかけ部分に結束線(けっそくせん)という針金をひっかけ、くるくると回しながら鉄筋同士を針金でつなぎとめていきます。

職人さんに教わりながら実践しますがなかなか難しそうです。何度が繰り返すうちに上手にできるようになっていきました。「将来、鉄筋屋さんになれる!」と職人さんも太鼓判を押してくれました。



続いて、もう少し大きな工具「インパクトドライバー」に挑戦です。

【インパクトドライバーを使って作業を体験中です】

〇インパクトドライバー実践.jpg

インパクトドライバーは電動のドライバーです。

この工具を使ってボルトを締めたり、ゆるめたりして、足場を組む作業を体験しました。

他にもいくつかの作業を体験し、最後は工事現場の重機(クローラークレーン)に体験乗車しました!

【とっても大きなクレーン】

クレーン.jpg

真下に立って見上げてみると、その大きさをさらに実感できます。ずっと見上げていると首が痛くなってしまうほどです。参加者の皆さんもこの日一番盛り上がっている様子でした!

体験乗車.jpg

操縦席に座らせてもらいながら、中にあるいくつかのモニターや映し出される映像についていろいろと教えてもらいました。

記念撮影.jpg

最後に記念撮影をして、職場体験は終了しました。

歴史博物館の建設工事は現在も着々と進んでいます。現場の周囲には仮囲いが設置されていますが、囲いを悠々と超す高さまで建物は出来上がってきていますので、駿府城公園などに立ち寄った際はぜひ外からご覧になってください。

今後も工事の進捗や、展示製作の様子についてお知らせしていきます。

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