歴史博物館建設中
2019.07.29歴史文化施設建設予定地の「発掘調査現場説明会」を開催しました!
7月20日(土)、歴史文化施設建設予定地の「発掘調査現場説明会」を開催しました。
当日は500名を超える大勢の方々にお越しいただきました!
足をお運びくださった皆さま、ありがとうございました。
前回のブログでもお伝えした通り、今回、施設建設予定地から発見された「戦国末期の道と武家屋敷の石垣」は
全国的に見てもあまり事例がなく、とても貴重な遺構です。
【黄色で囲まれた部分が戦国末期の道と武家屋敷の石垣です】
道の幅は2.7m、長さは30mを超えます!はっきりと道の様子がわかりますね。
道の両脇には石垣があります。
発見された石垣には入り口がなく、ずっと続いているため、
ここに隣接する屋敷地は少なくとも一辺が30mを超える広い敷地であったことがわかります。
このことから重臣クラスの人物の大きな屋敷地であった可能性が考えられます!
石垣の積み方などについては、説明会当日に配布した資料に書かれていますので、
ぜひこちらもご参照ください。
この貴重な遺構を、他の場所に移すことなく、現状のまま保存し多くの皆さんに見ていただくためには、
どのような方法があるのか、現在検討しているところです。
今後の建設スケジュールや遺構の保存・活用方法などが決まりましたら、またこちらのページでもお伝えします!