歴史博物館建設中
2019.02.221階から2階へ・・・タイムスリップ!
歴史文化施設を訪れた皆さんに楽しく館内で過ごして欲しい!と、現在たくさんのしかけを考えています。
施設の入口を入って、展示室に行きつくまでの「ルート」にも工夫が施されていますので、今日はそのルート
について紹介します。
【御幸通り側の入口から施設に入ったイメージ画像】
入口から入ると、ガラス張りの廊下が奥まで続いているのが見えますが、この廊下は2階の展示室までのびる
回廊になっています。
ガラス張りで見通しが良く外の様子が見られるので、季節、時間、お天気などで施設の印象が訪れるたび変わるの
も、楽しみの一つになるかもしれません。
そこからゆっくり外の景色や巽櫓を眺めながら奥へ進むと、吹き抜けの空間と共に、
2階へ上がるスロープが現れます。このスロープは歴史体感展示の空間をぐるりと回るように進みます。
このぐるりとまわるスロープを進むと、2階の展示室にたどり着きます。
現在の静岡から家康公の暮らした400年前の駿府まで、まるでタイムスリップをするように
2階までのスロープを上がっていくのです。
家康公が駿府にいた頃は、たくさんの外国人や大名が家康公に会うため、この駿府を訪れたことでしょう。
施設を訪れる皆さんもその時代にタイムスリップして、ぜひ家康公に会いに行くような気分で
この1階から2階へのスロープを登ってもらいたいと思います。
このスロープはゆったりした上りなので、階段が大変な方でも、子供さんでも、展示を眺めながら
気軽に歴史の世界に足を運んでもらうことができるので、楽しみにしていてください。