静岡市の文化財

静岡市歴史文化施設

2019.01.21静岡市ならではの歴史博物館とは

徳川家康公など徳川氏をテーマとする博物館は、市内の久能山東照宮博物館をはじめとして、全国にいくつかありますが、静岡市歴史文化施設はそれらの博物館と異なる点が大きく分けて3点あります。

1点目は、家康公の75年の人生全体が分かる全国初の博物館であることです。
歴史上の人物というと雲の上の人のように感じてしまいがちですが、戦で家臣や家を守らなければならなかったり、大事にしていた守り本尊や愛読書があったりと、現代に生きる私たちと同じで日々いろいろなものと戦いながら生きた1人の人間でした。幼少期を過ごし、人生の転換期を何度も迎えていた静岡で最期を迎えたというのは何だか感慨深いですね。家康公の一生を語る上で静岡は欠かせませんし、静岡も家康公がいたことで運命が変わっていったと思います。
大御所家康公はなぜ静岡を選んだのか。鯛の天ぷらを食べたあと具合を悪くして亡くなったのは本当の話なのか。歴史文化施設では、そんな疑問にお答えしつつ、駿府城を拠点に行われた外交政策がどのようにまちににぎわいをもたらしたかも含め、静岡市にしかできないであろう家康公の想いや人物像を紹介する展示を行っていきます。


2点目は、その家康公を幼少期に育てその後も強い影響を与えた今川氏について、こちらも全国初となる常設展示で紹介します。
文化レベルの高さと経済力を背景に、領国を長い間にわたって安定的に統治した今川氏の姿は、260年に渡る平和な世を築いた家康公に大きな影響をもたらしたのではないでしょうか。他都市に比べて市内には多くの今川氏関連の資料が残っており、それらを活用し、今川氏を網羅した常設展示は、静岡市でしか見られない展示です。

そして3点目は、この施設を日本の家康公研究の拠点として、最新の研究成果を展示に反映していくことです。
施設1階にある「家康公研究室」では本格的な研究はもちろん、家康公がどんな生活をしていたか、どこにいて何をしていたかなど、教科書では分からない家康公の姿を紐解いていく場にもなるでしょう。


家康公や静岡についての研究はまだまだこれからという状況ですので、市民の皆さんと専門家が一緒になって資料調査などに取り組み、日々成長していく博物館として発展していければと考えています。準備段階からも皆さんに施設の内容が伝わるよう、引き続き紹介していきますね!

もっと詳しく知りたい!という方には、過去のブログ記事や「静岡市歴史文化施設」トップより「建設事業」のPDFをクリックして内容をじっくり読んでみてくださいね。

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