歴史博物館建設中
2018.08.15(仮称)静岡市歴史文化施設ってどんな施設?(第2回)
みなさんは、駿府城公園に行かれたことはあるでしょうか?
JR静岡駅から徒歩で約15分。
週末にイベントが開催されることも多く、一度は足を運んだことがあるという方も、
多くいらっしゃるかもしれません。
2021年開館予定の歴史文化施設は、この駿府城公園の隣、駿府城三ノ丸に建設されます。
静岡駅から歩いて施設へ行くことができますし、まち歩きの途中に気軽に立ち寄ることもできると思います。
それではもしも、お買い物や散歩の途中にこの施設に立ち寄ったとしたら、どうなるでしょうか。
ちょっと想像してみましょう。
発展する静岡の街並みを通り抜け、駿府城公園の方へ向かいます。
すると見えてくるのは、駿府城の巽櫓と東御門です。
櫓を視界にとらえながら、手前に建つ歴史文化施設に入ってみましょう。
展示室は2、3階です。1階から2階展示室へはスロープが伸びているので、ここを登っていきます。
この展示室までの道のりが、まさに現在から過去へのタイムトンネルとなり、
皆さんを「歴史」の旅へ導きます。
そして施設の展示を見るうちに、まちの歴史をもっと身近に感じられるようになると思います。
かつて駿府のまちに暮らした人々を、まるで隣近所の人のように感じられるかもしれません。
展示テーマの主軸となる徳川家康への印象はどう変化するでしょうか。
よく目にする銅像のような、どっしりとした天下人のイメージとは違う、
駿府に暮らした一人の人間としての家康を改めて知ることができるはずです。
このように、歴史文化施設に立ち寄ることで、歴史のタイムトリップが体験できるのです!
施設を出て、ふたたび現代に戻るとき、
静岡のまちが歴史的魅力の宝庫であることに気づいてから眺めるいつもの景色は、
今までと少し違って見えるはずです。
さて、それでは、タイムトリップの拠点となる歴史文化施設は、どんな建物になるのでしょうか。
具体的な展示の内容も気になるところだと思います。次回以降、また少しずつご紹介していきます!