歴史博物館建設中
2018.07.06旧青葉小学校舎メモリアルイベント「うまれかわりの文化祭」を開催しました!
2021年の開館をめざし、準備を進めている(仮称)静岡市歴史文化施設。
現在、その建設予定地には旧青葉小学校舎があります。
この校舎が解体される前に卒業生の有志と市民団体のシズオカオーケストラの主催で6月17日(土)、
旧青葉小学校舎メモリアルイベント「うまれかわりの文化祭」が開催されました。
イベントは13:00から20:00まで行われ2,000人以上の方が参加しました。
多くの生徒を迎えた校門や玄関は小学校当時のような様相に様変わり。
またその正面では「一富士 二鷹 三茄子ねぶた」がお出迎え。校舎の表を華やかに彩ります。
校門前にあったクスノキを次世代に残そうと差し芽イベントも開催。
差し芽したクスノキを家で育てようと持ち帰る人もたくさんいらっしゃいました。
正面玄関では子どもたちがバルーンアートに興味津々!
受付では、校舎の壁や床などに落書きしても怒られない「治外法ペン」を販売!
このペンさえあれば校舎のいたるところに、自由に落書きができます。
思い思いの落書きが校舎を彩りました。
校舎の玄関では懐かしの給食メニュー、牛乳瓶と揚げパンが販売されました。
3階の理科室には校章ラテアートが登場!
青葉小の校章だけでなくカエルやクマなどの可愛らしいデザインもありました。
懐かしいメンバーと思い出の場所での再会。幅広い年代の同窓会も行われました。
体育館では青葉小若会によるお囃子・面踊りの披露や、静岡県郷土唱歌コンサートが開かれました。
観客の皆さんはお囃子と面踊りに見惚れている様子。懐かしい唱歌を一緒に歌う場面も見られました。
夕方からは屋上プールでのトークライブ「代謝するまち」が行われました。
このイベントを主催したシズオカオーケストラの井上泉さんや、
新しくできる歴史文化施設の展示設計者である乃村工藝社の皆さんなどが、
青葉小学校のことやこれからできる施設のことについて語り合いました。
トークライブが終わるころには、すっかり日も沈んで雰囲気ががらりと変わりました。
最後に、正面玄関で府中青葉木遣会による「ありがとう青葉」が披露され、イベントは幕を閉じました。
昭和29年(1954)に開校し、平成19年(2007)に閉校となるまでの53年間、多くの卒業生を輩出した青葉小学校。
その卒業生はもちろんのこと、卒業生ではない人たちも多数集まり、明るく賑やかなメモリアルイベントとなりました。
そしていよいよこの7月からは校舎の解体工事が始まります。
新たに生まれ変わる歴史文化施設も、たくさんの人々に愛された青葉小学校のように、
老若男女誰もが集う魅力的な施設を目指していきたいと思います。