静岡市の文化財

歴史博物館建設中

2018.06.06(仮称)静岡市歴史文化施設の展示に向けて、家康公の甲冑を調査しました!

2021年開館予定の歴史文化施設の展示品となる、家康公の甲冑の復元模造品製作がはじまりました。

製作する甲冑は、静岡浅間神社所蔵の「紅糸威腹巻」(くれないいとおどしはらまき)と

久能山東照宮所蔵の「伊予札黒糸威胴丸具足(歯朶具足)」(いよざねくろいとおどしどうまるぐそく)(しだぐそく)

です。



「紅糸威腹巻」は家康公が着初め(初めて鎧を着用する儀式)の時に、今川義元から贈られたと伝えられています。

「歯朶具足」は関ヶ原の戦いや大坂の陣に携行して勝利を収めたことから、吉祥の鎧とされ、のちの歴代将軍が

大切にしてきました。




歴史文化施設では、家康公の武将としてのスタートとゴールをあらわす、

この二領の甲冑の復元模造品を展示し、日本で唯一の家康公の一生を扱う博物館を目指します。


可能な限り実物と同じ材料を使って甲冑を製作するため、監修者の池田 宏(いけだ ひろし)氏(東京国立博物館名誉館

員)、製作を行う西岡甲房(にしおかこうぼう)(甲冑師 西岡 文夫(にしおか ふみお)氏)などにより、

5月9日(水)、10(木)に事前調査を行いました。



5月9日(水)の調査風景

久能山東照宮所蔵「伊予()()黒糸()()()丸具足()歯朶具足())」(重要文化財)

西岡氏による測量.JPGのサムネイル画像

       【西岡氏による測量】

各部分を測量.JPG

      【各部分ごと丁寧に測量します】

蛍光X線分析.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像

    【蛍光X線分析を行い、素材を調べます】



5月10日(木)の調査風景

静岡浅間神社所蔵「(()()腹巻()」(静岡県指定文化財)

測量.JPGのサムネイル画像

        【細部を確認します】

背板と腹巻.JPG
      【背板(せいた)を外した様子】

色彩調査.JPG

【当時の腹巻は紅色をしていましたが、今は色褪せているため、色彩を調査しました】



製作期間は平成30年夏ごろから平成33年を予定しています。今後もブログで紹介していきますので、ぜひご期待ください。



















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