静岡市の文化財

受け継がれてきた民俗文化

指定無形民俗文化財

親王囃子

静岡市指定無形民俗文化財

指定年月日
昭和52年3月15日
保存団体
親王囃子保存会
実施日
10月中旬
会場
但沼製茶工場内特設会場(清水区)
アクセス
JR興津駅からバス三保山の手線・但沼下車

親王囃子は、但沼の舎人親王祭典や神社の祭りで演じられてきました。

地元では、江戸時代の終わりに但沼の堀池秀次郎という人物が、自ら笛太鼓を作り、村人に囃子を教え、舎人親王の霊を慰めたと伝えています。

演目としては、神寄せの舞である大拍子や賑やかな昇殿学(楽)、新田丸、七丁目、馬鹿拍子、岡崎などがあります。また、笛や太鼓の囃子の最中、ひょっとこ面を被った道化が登場し、場を盛り上げます。

近年は、子供達にも囃子を教え、発表の機会を設けるなど、継承活動にも力を入れています。

コラム:祭囃子

囃子とは、芸能の効果を高めるために演奏する音楽のことです。その中でも山車や屋台の練りに合わせて囃すものを祭囃子と言います。疫病退散を祈願する祭りで、悪霊を追い払う役目があったものと考えられます。京都の祇園囃子や江戸の葛西囃子が有名です。京や江戸の影響を受けて全国に祭囃子が広まったのは、江戸時代中期以降といわれ、様々な芸能の囃子を取り入れて地域的な特徴をもった祭囃子が伝承されてきました。静岡県内では県の無形民俗文化財に指定されている三島市の三島囃子、富士宮市の富士宮囃子、掛川市の三社祭礼囃子、大東八坂神社祇園囃子、掛塚祭屋台囃子などがあります。

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