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2021.05.26駿府城跡天守台野外展示について紹介します

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今回は、駿府城跡天守台野外展示をご紹介します。

静岡市では「世界に輝く静岡」の実現するため、優先的に取り組んでいく5つのプロジェクトの1つである「歴史文化の拠点づくり」があります。
その取り組みとして、歴史博物館を核とし、東御門・巽櫓、坤櫓、天守台跡地等の駿府城公園エリアを1つの博物館と考え、連携・活用しようとする「フィールドミュージアム」計画が現在進行中です。
エリア図.pngのサムネイル画像のサムネイル画像
その中で、駿府城跡天守台を野外の展示物として整備していく、「野外展示計画」を進めています。野外展示の大きな考え方のポイントは以下の3つです。

①発掘された本物の石垣を活かした展示
②歴史博物館、東御門・巽櫓、坤櫓等と連携した展示
③観光スポットとして人を呼び込み、イベント等に活用できる展示

次に、野外展示のイメージ図を2枚ご紹介します。天守台跡地の「ここはすごい!」といった推しポイントや大事にしたい考え方を市民と話し合う第1回ワークショップを令和3年5月8日(土)に開催し、ワークショップで出た意見等を野外展示のイメージ図に反映しました。
※現段階でのイメージ図ですので、今後の検討により変更になる可能性があります。


①使用 高所から見下ろすパース.jpg
《アイデア1》 天守台を見渡せる展望場所
《推しポイント・大事にしたい考え方》
☆石垣の内部の構造を近くで見たい
☆高い位置から全体を展望台として見られる場所を作りたい
☆平面ではなく、立体的に天守台跡が見られるようにしたい

②使用 下から見上げるパース.jpg
《アイデア2》 石垣を間近に感じることができる、水辺の場所
《推しポイント・大事にしたい考え方》
☆大きな石垣を間近に見られるような場所にしたい
☆よりお堀を感じられるように水がある場所にしたい
☆石垣の高さを体感できる場所にしたい

天守台跡地の今後について、これからも検討し、みなさまに情報を発信していきます。また、広報しずおか7月号には、これまでの概要、歴史博物館の進捗状況等について掲載されていますので、ぜひご覧ください

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