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2020.11.09韓国釜山で朝鮮通信使「世界の記憶」登録3周年記念事業が開催されました

みなさまは、朝鮮通信使と静岡市の関わりをご存知でしょうか。

静岡市と朝鮮通信使の関係は、1607年、当時駿府に居た徳川家康公が李氏朝鮮王国との国交回復のため、第1回の使節団を迎え入れたことに始まります。第1回の使節団は、往還ともに静岡市清水区の清見寺に泊まり、富士山等の景観を楽しむとともに駿府城で歓待を受けました。

現在静岡市では、平成19年度に開催した「大御所400年祭」での朝鮮通信使行列以降、韓国釜山との間で、芸能団体の交流や大道芸を通じた文化交流を行っています。 

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【親書交換式の再現(清見寺) 左:カンナンジュ氏(韓国側学術委員長)、右:静岡市小長谷副市長】   

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【静岡城内一輪車クラブによる演技(釜山市)】 

DSCN0051.JPGのサムネイル画像   
【Witty Look(日本)による大道芸(釜山市)】

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【JUGGLEMAN&DGMAN(韓国)による大道芸(静岡市民文化会館前)】

平成30年度には、朝鮮通信使に関する資料111件333点が「朝鮮通信使に関する記録―17世紀~19世紀の日韓の平和構築と文化交流の歴史」として、ユネスコ「世界の記憶」に登録され、今年で登録3周年を迎えました。

それを記念して、令和2年10月12日~11月8日まで韓国釜山で「朝鮮通信使記録物ユネスコ登録3周年記念事業」が開催されていました。

記念事業のプログラムとして、朝鮮通信使の概要や「世界の記憶」登録までの経緯等を紹介する動画を作成しました。その動画の中で、登録にかかわった韓国の方々や、朝鮮通信使にゆかりの深い日本の各都市からのメッセージが寄せられております。静岡市からは小長谷副市長の祝賀コメントをお送りしました。

釜山文化財団が作成した朝鮮通信使動画は、下記URLからご覧ください。

動画リンク https://youtu.be/tsqUCCloI5I

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