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文化財ブログ
2020.08.18実測について紹介します!
遺物の整理作業の中で、記録するという点で大きな役割を果たしているのが図化作業です。
その図化作業の中で、今回は「実測(じっそく)」に焦点をあて紹介します。
実測とは、出土した遺物・遺構の状況をよく観察し、必要な部分を計測して、方眼紙に図として記録する作業です。観察による得られた情報も記録します。
「これで発掘調査がまるわかり!?発掘コラム③」では、石垣(遺構)の実測を取り上げましたが、今回は出土品(遺物)の実測を紹介します。
【実測を待つ出土品の一部】
実測には色々な道具を使いますが、写真は真弧(マコ)という実測用具を使った実測の様子です。
薄い竹刃を何枚も連ねてあり、対象物に押し当てることで輪郭を写し取ることができます。
【真弧(マコ)を使った実測】
真弧等で細かい部分のサイズを測った後、目で確認しながら方眼紙に描いていきます。
方眼紙に図化することで、実際の遺物を見なくても、大きさ等が確認できるようになります。
【金属製の遺物を方眼紙に書き込む様子】
遺物の実測を紹介しましたが、このあと作成した図面(実測図)は、どのように整理されるのでしょうか?
それはまた別の機会に紹介します。