歴史文化のまち静岡さきがけミュージアム

文化財ブログ

11月22日の金箔瓦公開開始と豊臣の天守台を間近で見学できるルートのオープンから駿府城跡天守台発掘現場は大変な賑わいです。

地元のメディアはもちろん、全国ニュースでも多く紹介された今回の駿府城跡天守台の新しい発見によって、県内外の方が興味を持って訪れる歴史スポットになっています。

【ここから新ルート】

【新ルート場所】
新しい見学ルートは、今までの入り口を入ってすぐ、右側からです。

今までロープで立ち入りを制限されていた入り口に一歩足を踏み入れると、今までとは違う角度から天守台を見学することができます。

新しい見学ルートは、天守台の南側を通り家康公像後ろまで続いています。こんなに近くで世紀の大発見を見られるのは中々できない貴重な体験だと思います。

　

　

　【家康公像横の入口】

家康像横の入口からも入場できるようになりました。公園を散歩しながらそのまま見学できます。

【豊臣・徳川の石垣比べ】　

近くで見学できるスポットには、説明のパネルが置いてあります。

家康の石垣と豊臣の石垣を比較して見ることの出来るスポットです。

石の加工方法や積み方など両者の違いがよくわかるので、その辺りに注目しながら見学するのがおすすめです。

【小天守台石垣見学スポット】

大御所になった徳川家康が築いた小天守台の石垣が見学できるスポットです。

【金箔瓦大量出土場所】

沢山の金箔瓦が出た場所も近くで見ることができます。

ここから出土した金箔瓦は、発掘情報館きゃっしると駿府城公園内の坤櫓でも展示されています。

展示期間はそれそれで異なっているため注意してください。

※金箔瓦展示期間　・発掘情報館きゃっしる：～平成31年２月11日（月・祝）まで（無料）

　　　　　　　　　・坤櫓：～平成31年３月17日（日）まで（有料：大人100円、小人50円）

今まで、外の塀越しにしか見ることの出来なかった天守台南側の様子を、今回の見学ルートの整備で一般の方にも気軽に見ていただくことが出来るようになりました。

【家康お手植えミカン】

現在、家康お手植えミカンは黄色い実をいっぱいつけています。

お散歩のついでに見学ルートにもぜひ足を運んでみてください。