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令和5年12月15日 静岡市 観光交流文化局 歴史文化課長

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2017.08.10おかえりなさい東海道図屏風 第2回ワークショップのレポート

 7月9日(日)14時から、展示会関連イベント「古文書触ってみる?」を実施しました。

 2回目の開催のこの企画は、東海道図屏風の絵が貼られていた古い木枠(下地)から、木枠を補強するために貼り重ねられた明治時代の古文書(下張り文書)を剥がす作業を体験するというものです。

今回も1扇分の下張り文書を剥がす作業を行いました。

ws-2-400.JPG

  古文書を剥がす様子

「読めそうで読めない、でもこの部分は〇〇って読めるよね?」と参加者同士で議論しながら、

古文書をスムーズに剥がせると拍手が起きたり、うまく剥がせないものは参加者同士で応援しあったりとワークショップは賑やかに進行していきました。

すると古文書中から、どこかでみたことのあるものが出てきました。

それがこちら

ワークショップ②相撲 (2).jpg

明治23年(西暦1890年)に発行された相撲の番付表です。

この発見から、明治23年以降に1度修復されたことがあるという、修復の履歴がわかりました。

「今から120年以上前のものも、現在の番付表も形式が変わらないって凄いですね。」

「当時は古紙としてみなしたものでも、今の人たちから見たら貴重な歴史資料ですね。」と感心する参加者の声もありました。

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