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文化財ブログ
2017.02.27唐紙の貼り込みと、本紙の貼り込み
下貼りの作業が終了し、裏面には唐紙(からかみ)[注1]が貼られました。
この唐紙は京都の工房で、一枚一枚木版で手刷りされています。
今回、東海道図屏風に使用した唐紙は、手漉き(てすき)の和紙に灰色の絵具を塗り重ね、木版で雀型紋を雲英(きら)の絵具で付けていきます。雀型紋は屏風によく使われているものだそうです。
(和紙に絵具を塗り重ねているところ)
(木版で模様を付けているところ)
(雀型紋:2羽の雀が飛んでいます)
出来上がった唐紙は、静岡に送られてきます。
屏風の幅に唐紙を継いだ後(貼り足した後)、上下の模様を合わせるように下地に貼り込んでいきます。
(唐紙を貼る作業)
そして、唐紙の貼り込みが終わり、いよいよ本紙(屏風の絵)を貼り込む作業が開始され、だんだんと屏風の形になってきました。
(本紙の裏に糊づけをしている作業)
(下地に本紙を貼り込む作業)
今後も作業の進捗状況をお伝えしていきます。
[注1]唐紙とは唐(中国)から日本へ伝わった美しい紙で、日本でも版木などを使って独自の紋様が写され、作られるようになりました。主に襖や屏風の裏などに使用されています。