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文化財ブログ

2015.02.06家庭で続ける昔懐かしい民俗行事③~節分の鬼おどし~

節分といえば豆まき!

最近は恵方巻も全国的に定着しつつありますね。

        

節分に恵方巻を食べる風習は、

もともと関西方面で行われていたものです。

       

一方、静岡にも、昔ながらの独特な風習がありました。

そのひとつが「鬼おどし」です。

20150205075653264_0001.jpg 日向

軒先高くに目籠(めかご 目の粗い籠)を掲げて、

鬼を払う行事です。

野田平 鬼おどし.jpg 野田平

        

IMGP2344.JPG 井川

大井川上流の井川で、

鬼おどし作りを見せてもらいました。

       

用意するものは、籠と竹竿、

ハナノキ(コウバナ)とビンカです。

IMGP2417.JPG

     

籠にハナノキとビンカを結び付け、

IMGP2432.JPG

     

竹竿に吊るして軒先に立て掛けます。

IMGP2435.JPG

IMGP2438.JPG

      

井川では、あまり高くに掲げません。

竹竿を使わず軒下に吊るしているお宅もありました。

IMGP2329.JPG

      

籠と一緒に飾る植物も、地域によって異なりますが、

トゲのあるヒイラギを用いるところが多いようです。

        

この鬼おどし、

静岡県の中西部に広く見られる風習で、

かつては山間地だけでなく平野部でも

盛んに行われていました。

      

一方、静岡県の東部から関東方面では、

2月8日、いわゆる事八日の行事です。

東部の伝承には、目一つ小僧という妖怪が登場します。

      

事八日にやって来る目一つ小僧が、

悪さをしようと、家に近づくが、

目籠を、たくさんの目と見まちがえて

恐れて逃げ帰るなどというのです。

      

前回紹介した小正月のダイノコと比べても、

準備にあまり手間はかかりません。

     

地元で昔から受け継がれてきた節分行事、

来年は皆さんもやってみませんか?

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