歴史文化のまち静岡さきがけミュージアム
最近の記事
- 第2回 作って食べよう!?「駿府城跡天守台」発掘の金箔瓦チョコレートづくりを開催しました!
- 発掘調査現場のシートの張り替えを行いました!
- 「駿府おさんぽスマホdeスタンプラリー」を開催しています!
- 【参加者募集】作って食べよう!?「駿府城跡天守台」発掘の金箔瓦 チョコレートづくり
- NHK BSプレミアム「プロファイラーIF」で発掘調査現場が登場しました!
- 駿府城跡清水御門北側地点の発掘調査が始まりました!
- 秋風になびく葵御紋と駿府城
カテゴリ
アーカイブ
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年09月
- 2023年08月
- 2023年07月
- 2023年06月
- 2023年05月
- 2023年04月
- 2023年03月
- 2023年02月
- 2023年01月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年09月
- 2022年08月
- 2022年07月
- 2022年06月
- 2022年05月
- 2022年04月
- 2022年03月
- 2022年02月
- 2022年01月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年09月
- 2021年08月
- 2021年07月
- 2021年06月
- 2021年05月
- 2021年04月
- 2021年03月
- 2021年02月
- 2021年01月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年09月
- 2020年08月
- 2020年07月
- 2020年06月
- 2020年05月
- 2020年04月
- 2020年02月
- 2020年01月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年09月
- 2019年08月
- 2019年07月
- 2019年06月
- 2019年05月
- 2019年04月
- 2019年03月
- 2019年02月
- 2019年01月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年09月
- 2018年08月
- 2018年07月
- 2018年06月
- 2018年05月
- 2018年04月
- 2018年03月
- 2018年02月
- 2018年01月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年09月
- 2017年08月
- 2017年07月
- 2017年06月
- 2017年05月
- 2017年04月
- 2017年03月
- 2017年02月
- 2017年01月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年09月
- 2016年08月
- 2016年04月
- 2016年03月
- 2016年02月
- 2015年12月
- 2015年09月
- 2015年08月
- 2015年07月
- 2015年06月
- 2015年05月
- 2015年04月
- 2015年03月
- 2015年02月
- 2015年01月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年09月
- 2014年08月
- 2014年06月
- 2014年04月
文化財ブログ
2015.02.06家庭で続ける昔懐かしい民俗行事③~節分の鬼おどし~
節分といえば豆まき!
最近は恵方巻も全国的に定着しつつありますね。
節分に恵方巻を食べる風習は、
もともと関西方面で行われていたものです。
一方、静岡にも、昔ながらの独特な風習がありました。
そのひとつが「鬼おどし」です。
日向
軒先高くに目籠(めかご 目の粗い籠)を掲げて、
鬼を払う行事です。
野田平
井川
大井川上流の井川で、
鬼おどし作りを見せてもらいました。
用意するものは、籠と竹竿、
ハナノキ(コウバナ)とビンカです。
籠にハナノキとビンカを結び付け、
竹竿に吊るして軒先に立て掛けます。
井川では、あまり高くに掲げません。
竹竿を使わず軒下に吊るしているお宅もありました。
籠と一緒に飾る植物も、地域によって異なりますが、
トゲのあるヒイラギを用いるところが多いようです。
この鬼おどし、
静岡県の中西部に広く見られる風習で、
かつては山間地だけでなく平野部でも
盛んに行われていました。
一方、静岡県の東部から関東方面では、
2月8日、いわゆる事八日の行事です。
東部の伝承には、目一つ小僧という妖怪が登場します。
事八日にやって来る目一つ小僧が、
悪さをしようと、家に近づくが、
目籠を、たくさんの目と見まちがえて
恐れて逃げ帰るなどというのです。
前回紹介した小正月のダイノコと比べても、
準備にあまり手間はかかりません。
地元で昔から受け継がれてきた節分行事、
来年は皆さんもやってみませんか?