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文化財ブログ
2015.02.06家庭で続ける昔懐かしい民俗行事③~節分の鬼おどし~
節分といえば豆まき!
最近は恵方巻も全国的に定着しつつありますね。
節分に恵方巻を食べる風習は、
もともと関西方面で行われていたものです。
一方、静岡にも、昔ながらの独特な風習がありました。
そのひとつが「鬼おどし」です。
日向
軒先高くに目籠(めかご 目の粗い籠)を掲げて、
鬼を払う行事です。
野田平
井川
大井川上流の井川で、
鬼おどし作りを見せてもらいました。
用意するものは、籠と竹竿、
ハナノキ(コウバナ)とビンカです。
籠にハナノキとビンカを結び付け、
竹竿に吊るして軒先に立て掛けます。
井川では、あまり高くに掲げません。
竹竿を使わず軒下に吊るしているお宅もありました。
籠と一緒に飾る植物も、地域によって異なりますが、
トゲのあるヒイラギを用いるところが多いようです。
この鬼おどし、
静岡県の中西部に広く見られる風習で、
かつては山間地だけでなく平野部でも
盛んに行われていました。
一方、静岡県の東部から関東方面では、
2月8日、いわゆる事八日の行事です。
東部の伝承には、目一つ小僧という妖怪が登場します。
事八日にやって来る目一つ小僧が、
悪さをしようと、家に近づくが、
目籠を、たくさんの目と見まちがえて
恐れて逃げ帰るなどというのです。
前回紹介した小正月のダイノコと比べても、
準備にあまり手間はかかりません。
地元で昔から受け継がれてきた節分行事、
来年は皆さんもやってみませんか?