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文化財ブログ
2014.12.19ヒエの粉でニギリゴナ作りに挑戦!
12月14日、
恒例となっている
井川(葵区)の「そば打ち道場」にあわせて
ニギリゴナ(握り粉)作りに挑戦しました!
かつてはヒエを収穫すると、
必ずといっていいほど、ニギリゴナを作り、
豊作に感謝して、
神様にもお供えしたそうです。
ただ握るだけでは、
生のままのヒエを食べることになってしまうので、
粉にする前に、
必ずヒドる(火取る、あぶる)のがポイントです。
ヒドっておくとニギリゴナが香ばしくなって、
よりおいしく食べることができます。
昔はアマンズという道具を使って、
穂のまま、囲炉裏の上でヒドったそうです。
つなぎには、熟柿(じゅくし)を使います。
ヒドったヒエを粉にしたら、
熟柿を混ぜて、ただ握るだけ!
ただ、その分量が難しくて、
湿り気はほどほどに、きつく握って
やっと固まるくらいが良いそうです。
お年寄りに教えてもらいながら、
みんなで四苦八苦、作ってみたのですが、
少し、熟柿の量が多かったかな?
素朴な食べ物ですが、
げんこつ飴をもう少し粉っぽくしたような触感。
ちょっと砂糖も加えましたが、
甘さもほどよく、
おいしくいただくことができました。
今回は、主にウツブサという種類の渋柿を使ったのですが、
あとから、
「熟柿ならば、井川でベニガキと呼ばれる渋柿が一番うまい!」
と教えてもらったので、
今度は、ベニガキで挑戦してみましょう!
この日は、
今年焼畑で栽培した在来ソバの試食会もありました。
そば職人の田形さんが打った焼畑在来蕎麦です!