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令和5年12月15日 静岡市 観光交流文化局 歴史文化課長

歴史文化のまち静岡さきがけミュージアム

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文化財ブログ

2014.12.19ヒエの粉でニギリゴナ作りに挑戦!

12月14日、

恒例となっている

井川(葵区)の「そば打ち道場」にあわせて

ニギリゴナ(握り粉)作りに挑戦しました!

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かつてはヒエを収穫すると、

必ずといっていいほど、ニギリゴナを作り、

豊作に感謝して、

神様にもお供えしたそうです。

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ただ握るだけでは、

生のままのヒエを食べることになってしまうので、

粉にする前に、

必ずヒドる(火取る、あぶる)のがポイントです。

ヒドっておくとニギリゴナが香ばしくなって、

よりおいしく食べることができます。

      

昔はアマンズという道具を使って、

穂のまま、囲炉裏の上でヒドったそうです。

      

つなぎには、熟柿(じゅくし)を使います。

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ヒドったヒエを粉にしたら、

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熟柿を混ぜて、ただ握るだけ!

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ただ、その分量が難しくて、

湿り気はほどほどに、きつく握って

やっと固まるくらいが良いそうです。

          

お年寄りに教えてもらいながら、

みんなで四苦八苦、作ってみたのですが、

少し、熟柿の量が多かったかな?

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素朴な食べ物ですが、

げんこつ飴をもう少し粉っぽくしたような触感。

ちょっと砂糖も加えましたが、

甘さもほどよく、

おいしくいただくことができました。

       

今回は、主にウツブサという種類の渋柿を使ったのですが、

あとから、

「熟柿ならば、井川でベニガキと呼ばれる渋柿が一番うまい!」

と教えてもらったので、

今度は、ベニガキで挑戦してみましょう!

       

この日は、

今年焼畑で栽培した在来ソバの試食会もありました。

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そば職人の田形さんが打った焼畑在来蕎麦です!

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