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文化財ブログ
2014.11.0760年前のヒエを食べてみた。
井川へ食文化の調査に行くと、必ずと言っていいほど、
それぞれのお宅に残されている稗倉(ひえぐら)の話をうかがいます。
ヒエの貯蔵
ヒエは穂のままで貯蔵しておくと、何年でも食べられるといい、
今も多くの家に50年前、100年前のヒエが保存されています。
「飢饉に備えて、このヒエだけは捨てずに取っておけ」
と、言い伝えられてきたからです。
しかし、そんなに昔のヒエが本当に食べられるのでしょうか?
というわけで、食べてみることになりました。
60年前に収穫し、倉に保管されていたヒエ。
井川少年自然の家の脱穀体験で使用したものを、
焼畑倶楽部「結(ゆい)の仲間」の皆さんが、
ヒエ飯にしました。
ちゃんと食べられるし、味もまずく・・・ない!!
普通に美味しく食べられるヒエ飯です。
井川では、飢饉にも強い穀物として、
焼畑で、山を焼いた後、最初に種をまくのがヒエでした。
それだけ大切にされてきた穀物だったのです。
ところで、
ただいま、南アルプス井川観光会館では、
期間限定でオクシズレストランを開店しています。
フードデザイナー、吉村健哉シェフがプロデュースした、
在来作物をはじめとした井川の食材たっぷりの料理を楽しめます。
今後の開店予定は、
11月8日(土)、9日(日)、15日(土)、16日(日)
いずれも11時から15時まで!
ぜひお出かけください。
お問い合わせ先
南アルプス井川観光会館:クレヨンカフェ
電話054-260-2377