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文化財ブログ

2022.01.25きゃっしるの展示物を一部更新しました!

きゃっしるの展示を少し変更しましたので紹介します。
入り口を入って右側の展示スペースです。
★IMG_0697矢印付き.jpg ★IMG_0695囲み.jpg 
発掘コラム「金箔瓦(きんぱくがわら)を復元しました」前半を追加しました。
金箔瓦とは文様の部分に金箔を貼った瓦のことで、天守台発掘調査では363点もの金箔瓦が見つかりました。

復元は東御門・巽櫓で展示するために行われたもので、その過程で金箔の貼り方や細部の作りを検討しました。
★IMGP3423文字入り.jpg
復元したことによって在りし日の金箔瓦をイメージしやすくなったのではないでしょうか。

今回の展示では普段お見せすることのない復元過程を紹介しています。
★2.三次元計測.jpg ★11.エポキシ樹脂で成型 (1).JPG 

【金箔瓦を3D計測している様子】 【欠けた部分を補った状態。これを原形にして色付けを行います】    
金箔瓦の3D計測、3Dプリンターを用いた原型の作成、彩色などの作業工程が分かるようになっています。
きゃっしるではこの展示にあわせて、普段は東御門にある出土した金箔瓦を復元した金箔瓦を展示しています。
きゃっしるでの展示期間は1月中を予定していますので、ぜひ見に来てください。
★IMG_0683.JPG

【出土した金箔瓦と復元した金箔瓦を見比べることができます】
今回の展示では復元過程の前半を展示しています。
展示を更新しましたらブログでお知らせします。お楽しみに!

2022.01.21発掘現場で2回目のドローン撮影をしました!

昨年8月の発掘現場でのドローン撮影に続いて、2回目の撮影(R3.11)を行いました。
今回使ったドローンはこんな感じです。

使用ドローン.JPG

ドローンが青い空に上がると、

飛行中.JPG

発掘調査現場の全体が見えました。
左が今回撮影したもので、右が8月に撮影したものです。
比べてみると、木々の変化から季節の移り変わりを感じます。

今回の全景.JPG 夏の全景.JPG

ドローン撮影では、普段は手が届かないような場所もしっかりと撮っていきます。

西辺とドローン.JPG 南辺とドローン.JPG

そして、前回撮影できなかった富士山ですが、今回はきれいに撮影できました!

富士山.JPG 富士山と現場.JPG

1時間ほど撮影した後、ドローンを着陸させて無事撮影が終了しました。

着陸前.JPG 着陸後.JPG

この時期の発掘現場は、撮影日のように雲一つない晴天のもとできれいな富士山が見えることも多いです。
(発掘現場での富士山のビューポイントはこちらの記事をご覧ください♪)


駿府城公園にお越しの際は、ぜび発掘現場にもご来場ください。

2022.01.11お堀の水位に注目!

発掘調査現場のお堀の水位は1年を通じて変化しています。
こちらが今年の12月に撮った写真です。
★IMG_0476.JPG
今年の7月に同じ場所から撮った写真と比べてみると・・・
★IMG_8638点線付き.jpg ★IMG_0476点線付き.jpg
   【今年の7月】                【今年の12月】
夏の時期は水位が高く、冬の時期は水位が低いことがわかるかと思います。
現在は夏の時期にあった藻は無くなり、堀底が見えるほど水位が下がっています。

また発掘調査現場で見られる生き物も1年を通じて変化しています。
夏にはザリガニや魚、冬にはサギなど季節ごとに違った生き物が発掘調査現場で目撃されています。
撮影中もカモや野鳥を撮影することができました。
★IMG_0502.JPG ★IMG_0484丸付き.jpg
      【カモ】                 【野鳥】
季節によって違う顔を見せる発掘調査現場に、ぜひお散歩がてらお越しください。

2022.01.07発掘調査現場で見られる野生の生き物⑤

発掘調査現場で野生の生き物が見られることは、度々ブログで紹介していますが
先日発掘調査現場を歩いていた時、サギを発見しました。
★image1拡大.jpg ★image1丸付き.jpg  
黒いくちばしと全身白色の羽毛が特徴的です。
以前ブログで紹介したアオサギに比べると体の大きさは小さく、羽の色も違うのが分かります。
★IMG_0368.JPG  ★image11拡大.jpg
     【アオサギ】               【コサギ】
調べてみるとコサギというサギの仲間で、本州から九州で繁殖し各地の水辺で見られるそうです。
時々「グワァー」と太い声で鳴くのでびっくりします(笑)

きゃっしるでガイドを行っている文化財サポーターさんの話によると、比較的高い頻度で発掘調査現場に現れ
お堀の水を飲んでいるそうです。
★image01拡大.jpg 
↑ちょうどお堀の水を飲んでいるところをカメラに収めることができました。
このように、発掘調査現場では野生の動物の姿を度々目撃することがあります。
季節によって姿を現す動物も変わってきますので、発掘調査現場にお越しの際はぜひ注目してみてください。

2022.01.04天守台発掘調査現場の模型

4月にリニューアルした東御門・巽櫓の展示はご覧になりましたか?
★IMG_0277.JPG
天守台発掘調査現場から出土した金箔瓦をはじめ、駿府城全体の復元模型や映像による展示など
駿府城がどのようなお城か分かりやすく展示してあります。
★⑨東御門・巽櫓.jpg ★IMG_0279.JPG 
その中に発掘調査現場の模型が展示されているのはご存知ですか?
黄色い★の場所に展示してあります。

図1.png ★IMG_0310矢印付き.jpg
【館内地図】   
                    
★IMG_0315.JPG ★IMG_0316.JPG 
こちらは発掘調査で得られた三次元データ写真などを元に作成した模型です。
自分の好きな角度から発掘調査現場全体を鑑賞することができます!

よく見ると発掘作業員が作業をしています。
★IMG_0298.JPG ★IMG_0304.JPG 
発掘作業員は黒のヘルメット、緑のビブスを着て発掘作業を行いました。
ヘルメットには家康の甲冑(かっちゅう)のモチーフ、ビブスには葵の御紋が描かれています。
★IMG_2637.JPG 【実際の発掘作業の様子】
忠実に再現されています・・・!

発掘調査のうち掘削を伴う調査は平成28年から令和2年まで行い、現在は発掘調査の報告書を作成しています。
調査報告書は3月に刊行予定です。
完成しましたらまたブログでお知らせします。お楽しみに!

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