歴史文化のまち静岡さきがけミュージアム

最近の記事

カテゴリ

アーカイブ

文化財ブログ

2021.01.22【延期】天正期天守台シンポジウム開催延期のお知らせ

令和3年2月11日(木・祝)に開催を予定していました「天正期天守台シンポジウム」は、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を鑑み、開催を延期することと致しました。新しい日程が決まり次第、改めてご案内します。ご参加を予定されていた皆様には、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2021.01.22発掘現場で見られる野生の生き物達

駿府城天守台発掘現場では、色々な生き物と遭遇します。
取材日は、堀の水位を確認していると、石垣のそばで何やら動く物体が見えました。

★IMG_4193.JPG
首をすぼめていて、大きさはカラスくらいの鳥でした。
この鳥は何でしょう?

ゴイサギの幼鳥「ホシゴイ」ではないかと思われます。
ホシゴイとみられる鳥は、石垣の上でじっと水面を見ていましたが、水の引いている堀底手前に飛び移り、
しばらくお堀と並行に行ったり来たりしていました。

残念ながら親鳥の姿は見られなかったのですが、今後その姿を見ることがあるかもしれません!
野生の生き物との遭遇は、駿府城跡天守台発掘現場を見学する上での楽しみのひとつです。

石垣と野鳥のコラボ写真、皆さんも撮ってみてください!

2021.01.18見学ゾーンの道幅を広げました!

駿府城跡天守台発掘現場では、来場者の皆様がより楽しく安全に見学ができるよう努めています。

★IMG_4170-1.jpg【駿府城跡天守台発掘調査現場の様子】

令和3年1月5日(火)に見学ゾーンの道幅を広げる工事を行いました。

★IMG_4166-1.jpg ★IMG_4200(honnzituyou).jpg
【見学ゾーン(西側)の工事の様子】
★IMG_4182(本日).JPG

工事の道幅が広くなり、行き違いがしやすくなりました。
より快適になった発掘調査現場で、ぜひ大迫力の天守台をご覧ください。

2021.01.07東御門・巽櫓の展示リニューアルについて紹介します!(その4)

今回も今年4月に新しく生まれ変わる「東御門・巽櫓」の展示について紹介します。

(前回の記事はこちら→東御門・巽櫓の展示リニューアルについて紹介します!(その3)

駿府城には、守りや攻撃のための様々な工夫が施されています。そして、これらの工夫は駿府城に限らず、ほかの城にも共通してみられます。こういった城郭建築にみられる攻防の工夫や特徴についてもリニューアル後の展示で解説していきますので、今回はその一部を紹介していきます!

駿府城の東御門・巽櫓の壁面をよく見てみると、丸や四角の穴が開いているのに気づきませんか...?

狭間〇付き.jpg 【壁の内側から見た様子】

黄色で囲っている部分に穴が開いています。

これは一体何のために開いている穴でしょうか。
内側からのぞいてみると...、外の様子がよく見えます。まるでのぞき穴のようです。

狭間□(大) ブログ用.JPG

こういった丸や四角の穴を「狭間(さま)」といいます。この穴から、侵入してこようとする敵をめがけて鉄砲や弓矢で攻撃します。

江戸時代に記された駿府城に関する記録から、丸い穴が鉄砲用、四角い穴が弓矢用ということがわかります。狭間の寸法についても記録されています。

駿府御城内外覚書(枠付き).jpg

【静岡市教育委員会 2008 『駿府御城内外覚書(第一分冊)』より 】

東御門正面.jpg 【東御門を外から見た様子】

門の外から壁面を見ても狭間を確認することができますね。

自分が駿府城に攻め入ろうとした場合を想像してみましょう。橋を渡り、門を突破する前に、狭間からいっせいに鉄砲や矢による攻撃を受けてしまいます。門へたどり着くだけでも大変です!


狭間からの攻撃を何とかくぐり抜け、門の内側までたどりついたとしましょう。

桝形(ブログ用).JPG

東御門橋を渡って門をくぐった先に、広い空間があらわれます。
正面と左側に見える高い壁は多聞櫓(たもんやぐら)です。右側に見えるのが公園内への入り口になっている櫓門です。

もしも、敵がこの空間まで入り込んできたら、背後の門と右側に見える櫓門を閉じ、この場所に閉じ込めることが出来ます。そうして閉じ込めた敵を櫓の窓から鉄砲や弓矢で攻撃するのです。

桝形(矢印あり).jpg

逃げ道を失い、先にも進めず、まさに袋のねずみです!これではたまりません。

こういった空間のことを「桝形虎口(ますがたこぐち)」といいます。

「狭間」と「桝形虎口」について知るだけでも城を攻めることがどれだけ難しいことなのか、よくわかると思いますが、まだまだ他にも守りや攻撃の工夫は隠れています。

リニューアル後の展示では、こういった城郭建築を楽しむためのポイントを他にもいくつか紹介していますので、展示を見てから、ぜひ探しに行ってみてください。

2021.01.04令和3年2月11日(木・祝)に開催を予定していた「天正期天守台シンポジウム」の開催を延期します

※新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を鑑み、下記シンポジウムの開催を延期します

駿府城跡天守台発掘調査では、大御所徳川家康が築いた天守台に加えて、これまでその存在を確認できていなかった新たな天守台(天正期天守台)や大量の金箔瓦などが見つかりました。これらの遺構や遺物から何が読み解けるのか?考古学や歴史学の専門家による議論を通して、謎につつまれた"天正期駿府城"の実像に迫ります。

天正期天守台や金箔瓦に関する"初めて"のシンポジウムです。駿府城の価値や重要性について理解を深める貴重な機会となりますので、みなさまぜひご参加ください。

天正期天守台シンポジウム

日時:令和3年2月11日(木・祝)13:00~16:00(開場12:30)
場所:静岡市民文化会館中ホール(静岡市葵区駿府町2-90)
内容:
第1部 「駿府城跡天守台発掘調査の成果と課題~天正期を中心に~」
第2部 パネルディスカッション「天正期駿府城について考える」

登壇者:中井 均 氏(滋賀県立大学教授/日本城郭史)
    乗岡 実 氏(丸亀市教育委員会/考古学)
    柴 裕之 氏(東洋大学講師/日本中世史)
    萩原 さちこ氏(城郭ライター)

申込方法:静岡市コールセンターに電話で申込
     受付期間 1月6日(水)~
      電話 054-200-4894(8:00~20:00、年中無休)
     (申込1回につき、最大5人まで申込ができます)

問合せ先:静岡市歴史文化課(TEL:054-221-1085)

天正期シンポジウムチラシ.pdf

Page Top