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文化財ブログ

2019.06.17発掘作業員のユニフォームに注目!

梅雨から暑い夏に向かっていますが、発掘現場の作業は順調に進んでいます。
IMG_0644.JPG 【西側より 作業の様子】

IMG_0663.JPG 【北側より 作業の様子】

駿府城跡天守台発掘現場は、安全上の管理等の理由で本来は見ることのできない発掘の様子を公開し、「見える化」しています。

皆さんが楽しく発掘現場を見ていただけるように、作業員は徳川家康にちなんだユニフォームを着ています。
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IMG_0675.JPG 【葵紋入りビブス】

明るい緑のビブスは、遠くから見ても作業員の姿がよく分かります。

IMG_0651.JPG 【葵紋が印象的です】

ヘルメットは、徳川家康の甲冑である歯朶具足(しだぐそく)の兜(かぶと)のデザインを施しています。

IMG_0673.JPG 【歯朶具足(しだぐそく)風ヘルメット】

作業員は現場に入る時は、必ずこのビブスとヘルメットを装着します。

ビブスはこの何年かの作業ですっかり色あせてきたので、今年の冬に新調しました。

発掘の作業と合わせて、作業員のユニフォームにも注目してみるのも面白いかもしれません。

IMG_0659.JPG 【パネルでも紹介しています】

2019.06.13慶長期天守台と同じ高さに旗が揚がっています!

雨の多い季節ですが、久しぶりに取材日が晴れました!

IMG_0588.JPG 【西側より 緑がきれいです】

風が吹けばまだ涼しく感じる爽やかな季節ですが、日陰の無い駿府城跡天守台発掘現場は、お天気がいいととても暑くなります。作業員は体調に気を付け、適度に休みを取りながら作業をしています。

IMG_0584.JPG 【見学ゾーン西側より】

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【豊臣方の天守台 掘削の様子】

昨年12月、北側の見学ルートの奥に大御所家康時代の天守台と同じ高さの12mのポールを立てた事はお伝えしましたが、そのポールに旗が掲揚されているのをご存知ですか?

IMG_0606 - コピー.JPG 【見学ゾーンの西側から撮影】

ポールだけだと先端の場所が見にくかったのですが、旗が揚げられたことで遠くからでも見やすくなり、見学ゾーンの西側や南側でも高さを感じやすくなりました。

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旗は今年の3月から掲揚されていますが、最初は静岡市の旗がかかっていました。

元号が令和になった5月1日には、国旗が揚げられ、新しい元号を祝いました。

IMG_0596.JPG 【葵御紋の旗】

取材時は、皆さんご存知、徳川家の家紋である「葵御紋」旗が風を受けてたなびいていました。

旗の掲揚は、平日9時~16時に行っています。※雨天、雨の予報がある場合などは掲揚しないことがあります。

土日祝日もイベントがあれば掲揚することがあります。

駿府城跡天守台発掘現場にお立ち寄りの際は、旗やポールを眺めながら、ぜひ天守台の高さをその目でお確かめください。

2019.06.125月から6月の発掘調査

調査開始後に行っていた遺構の養生の確認や、掘削作業の準備などが終わり、現在、豊臣方の石垣の調査を進めています。
IMG_9549.JPG 【南側から撮影】

ここは以前調査した場所で、豊臣方天守台の石垣を確認したところです。
5~6月にかけては、さらに豊臣方天守台の石垣の下部を掘削し、その残存状況を調べています。

【掘削の場所 西側から撮影】※赤丸石垣の下部分を調査しています。
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見学ルートからは見えにくい部分の作業になってしまいますので、発掘の状況はこのブログなどでもご紹介して行きます!

2019.06.11きゃっしるで上映している映像が新しくなりました!

発掘現場にある「発掘情報館きゃっしる」では、
今までの駿府城跡天守台発掘調査の様子を映像で紹介しています。(約10分)

 IMG_0367 - コピー.JPG【展示ブースの奥にあります】

現在、上映されているのは、発掘調査が始まった平成28年度から30年度までの発掘調査の映像です。
IMG_0360.JPGのサムネイル画像 IMG_0361.JPG

4年間の調査期間の内の3年間は無事に終了しました。

期間中は体験発掘をはじめ、たくさんの方に来ていただいた発掘調査現場ですが、特に昨年は大きな発見もあり、日本中から注目を集めました。

これまでの発掘調査の過程を、短時間ではありますが、こちらの映像で確認していただけたら嬉しく思います。

2019.05.22きゃっしるの展示替えをしました!

 発掘調査現場内にある「発掘情報館きゃっしる」の展示替えを行いました。今回は今川義元公生誕500年祭に合わせて、今川関連の展示になっており、坤櫓前や城内中学校の発掘調査や今回の天守台発掘調査で出土した今川時代の出土遺物を展示しています。

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 それでは、展示の様子をのぞいてみましょう。

 まずは、豊臣方の天守台や坤櫓前、城内中学校から出土した今川時代の遺物です。金箔のついた「かわらけ」や硯(すずり)、青磁器などを展示しています。かわらけとは酒類を飲む際に使用された素焼きの器で、飲んだ後は捨てられていました。展示しているかわらけは金箔がついているため、今川氏が捨てるものにも金箔を貼れるほど豊富な財力を持っていたと考えられます。

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 隣には、茶臼(茶をひいて抹茶にするための臼)や天目茶碗を展示しています。このような遺物が出土していることから、今川氏の時代にお茶を嗜んでいたことが考えられます。
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 最後に、今川時代のものと考えられる陶磁器や土壁と考えられる塊を展示しています。どちらの展示物も焼けた跡が残っていますが、どういった理由で焼けたのかはわかっていません。

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 前回の展示から引き続き、駿府城跡天守台の発掘調査で発見した金箔瓦も展示していますので、併せてご覧ください。

 発掘情報館きゃっしるは平日、休日関わらず毎日9:00~16:30(最終入場16:00)で開館しています。

ぜひ発掘現場へお越しください!! 



※2018年度の発掘調査の成果をまとめた資料を静岡市HPにも掲載しており、ダウンロードすることができます。

静岡市HP 駿府城跡・駿府城跡天守台発掘調査 http://www.city.shizuoka.jp/000_002441.html

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