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文化財ブログ

2018.06.08記録映像の撮影を行いました!

6月に入り、風はまだ涼しいものの、日差しはジリジリ強くなってきました。

でも、駿府城発掘現場はますます力が入り、快調に進んでいます。

IMG_0841.JPG【東側の石垣発掘中】

作業員の人数も増えて、掘る範囲も一挙に広がって来ています。

日々、進んでいく現場の様子。

記録も含め、皆さんに調査の様子をお伝えする為の現場撮影が6月上旬に行われました。

 

IMG_0846.JPG  IMG_0849.JPG【撮影の様子】

プロのカメラマンさんが現場に入り、一般の方が中々見ることのできないレアな映像を近くで細かく撮っていきます。

 

IMG_0856.JPG IMG_0855.JPG 【手元も近写】

駿府城天守台は近くで見学が出来る数少ない発掘現場ですが、掘っている手元やその場所を私たちが間近に見られるのは映像しかありません。

カメラマンさんはどんな場面を見ることができたのでしょうか?映像を見るのがとても楽しみです。

現在、きゃっしる右奥でH28年度、29年度の調査の様子を放映していることは以前もお伝えしましたが、今回の撮影内容はH30年度のもの。

IMG_0871.JPG【きゃっしる奥で放映中】

撮影は今後も継続し、映像のお披露目は来年の4月を予定しています。

来年までにはまだ少し間がありますが、それまでは現場の内外の見学ゾーンから楽しんでください。

また、8月からは体験発掘も始まります!

掘る作業を実際に体験できるのは今年が最後。

7月5日(木)からコールセンターで受付けを開始します。

詳しくは http://www.shizuoka-bunkazai.jp/blog/201804/h30-1.html から。

IMG_0852.JPG【東側より現場を眺める】

2018.06.04発掘現場と季節の対策

梅雨空の発掘現場。

IMG_0805.JPG

どんよりとしたお天気でも雨が降っていなければ、発掘現場は元気に動いています。

IMG_0806.JPG【西側より全体を眺める】

これから雨も多くなり、また、日差しも強くなるこの季節、発掘現場は自然との闘いにもなってきます。


IMG_0799.JPG【北側奥の養生シート】

一部、緑色のシートがあるのが分かるかと思いますが、このシートは普通のブルーシートより頑丈で、UVカットもしてあるという優れものです。

IMG_0802.JPG

IMG_0810.JPG【頑丈そうです!】

ちょっと見ると色以外、普通のブルーシートとの違いが分からないかもしれませんが、こちらはUVカットしてくれるというのが一番の魅力!

雨、風も現場にとってはやっかいな自然現象なのですが、ブルーシートそのものを劣化させてしまう日光もなかなか対処が難しいものです。

そこで、UVカットや耐久性が高いこの緑の養生シートが登場しました。

今回、この緑のシートがどのくらい耐久性があるのか一箇所のみ張り替えしてお試し中。

この場所は西日が当たり、日光での劣化が激しい場所なので、ここでよい結果が出ればどの場所で使っても安心できそうです。

IMG_0809.JPG【シートの色の違い】

緑のシートの横が、同じ時期に張り替えたいつものブルーシートです。

張り替えしたブルーシートの隣に1年前に張ったシートが見えますが、明らかに色も変わって、近くで見ると表面もガサガサしてきていました。1年でこのくらいの劣化が生じてしまうのが分かります。

痛みが激しいシートはこまめに交換しなくてはならないので、この緑のシートが有効であれば、その張り替える手間も削減されるという利点もあります。

結果がでるまでには少し時間はかかりますが、実際に使ってみないとわからないことが多いのも発掘現場の大変なところです。


また、雨の多い時期はお堀に水が溜まってしまうので、堀の底を調べたい場合などはポンプで汲み上げなくてはなりません。

IMG_0813.JPG【ポンプで水を汲み上げ中】

5月に掘削が始まった頃に多かった水も今はだいぶ減ってきました。

IMG_0807.JPG IMG_0803.JPG

【水がはけた北側のお堀】

水がはけたところにカモやカラスが飛んできてくつろいでいます。

IMG_0812.JPG IMG_08081.jpg

IMG_01211.jpg

これから雨が多くなると、またポンプはフル回転になります。

発掘調査は、こうして天気を見ながら毎日、試行錯誤で進んでいくのです。

2018.05.29発掘現場の案内板は情報の宝庫です!

駿府城跡天守台発掘調査現場の周りにはたくさんの案内板が設置されています。

今回は発掘にまつわる、知っていると役に立つ案内板を少しご紹介します。

まずは、園内迂回のお知らせです。

IMG_0708.JPG【迂回路のお願い】

現在、北門橋から入って西門橋方向に抜ける道路が発掘現場拡大のため、通行できなくなっています。

皆さんにはご迷惑おかけいたしますが、この案内板を確認して発掘現場までお越しください。

次は入り口右手にある瓦版の立て札風の看板。

こちらでは「本日の作業内容」をご紹介しています。

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IMG_0700.JPG   IMG_07001.jpg【入り口右側設置】

こちらを見れば壁面にある透明なパネルから中を見る時、今どんな場所を掘っているか、何の作業をしているかを確認することが出来ます。

発掘現場を外からのぞける透明パネルは何か所かありますが、今おすすめなのは天守岩の南東側が見えるパネル。

このパネルからは現場全体が見渡せるので、天守台の大きさやどこを掘っているのかを確認するのに最適です。

IMG_0703.JPG【広めのパネルから写真をとると...↓】

IMG_0704.JPG【全体の様子が撮れます!】

少し奥に入った小窓は、より掘削している箇所に近く、作業員の仕事の様子や動きを間近で見られます。

IMG_0706.JPG【現場に近いパネル】

IMG_0707.JPG【作業の様子がよく見えます】

IMG_0716.JPG【小窓横の絵図】

透明パネルの並びには、駿府城跡天守台を描いた古い絵図が貼ってあるので、現場と照らし合わせて見てみると、より興味深く見学を楽しめます。

最後は知る人ぞ知る穴場スポット、家康公像の後ろから現場を眺められるパネルです。

IMG_0709.JPG【空よりも青いブルーシートが覗いています】

こちらの場所は木陰で涼しいので夏にはおすすめの場所です。

また、人が少ないととても静かで、掘削する作業の音がザクッザクッと聞こえて、まるで自分で掘っているかのように音でも発掘現場を楽しむことが出来るスポットです。

現場の中にも案内板はたくさんあります。

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IMG_0698.JPG  【きゃっしる前の石】

説明書きは面白い情報いっぱいなので、ぜひ読んでください!

IMG_0689.JPG【北側通路の奥にあります】

この見学ルートに沿って北側を進むと、

IMG_0690.JPG

こんな案内板に出会います。

ここは、まずは左に寄り道してみてください。

ここでは堀から見つかった石垣の石を見ることができます。

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IMG_0692.JPG【大きな石を間近で!】

発掘現場には、訪れてくれた皆さんが楽しく、分かり易く見学できるように色々な案内板を置いています。

是非、有効活用して駿府城跡天守台の発掘調査現場を楽しんでみてください。

IMG_0694.JPG【見なきゃ損ですよ!】

2018.05.18重機での掘削作業開始です!

風香る5月、気持ちのいい季節になりました。

2月に紹介した梅の古木は実をつけています。


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【梅越しの発掘現場】

そして駿府城跡天守台発掘調査も、5月15日から重機を用いた掘削作業に入りました。

バックホウで、石垣の上に積もった土(表土)を丁寧に取り除きます。

今年度は東側へと発掘現場は広がっていきます。

IMG_0675.JPG【重機の掘削】

この日は、重機による作業が始まり、さっそく石垣の一部が顔を出しました。

ちょうど家康像の後ろあたりです。

前の公園の姿を思い出すと、この辺りまでは道がありました。

広くなった現場から、駿府城の天守台の大きさが分かると思います。

IMG_0677.JPG【天守台南東角付近の土を掘る】

重機での作業が終わると、また人の手で丁寧に細かい作業を行っていきます。

今年度はどんな発見があるでしょうか?

今後の駿府城跡天守台発掘調査に期待していてくださいね!

2018.05.08H30年度の掘削作業を開始しました!

平成30年5月8日、駿府城跡天守台発掘調査現場で掘削作業が始まりました。

 IMG_0533.JPG [5/8(火)時点の調査現場の様子]


しかし、発掘調査初日はあいにくの雨でした。

小雨が降る中、作業員は土嚢(どのう)を運んだり、ブルーシートを張る作業を行いました。


IMG_0535.JPG [土嚢(どのう)を運ぶ発掘作業員]

この後、雨が強くなり、作業が中止になりました。

今後、重機も稼働していき、発掘調査現場も東側へ拡大していきますので、日々変化していく様子をご覧になってください。また、発掘作業員よる発掘調査の様子にも注目してみてください。

発掘作業の様子は平日の9:00~16:30(雨天の場合、作業中止)まで、見学ゾーンからご覧になることができます。

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